株式会社平原建設工業
サービス
道路の維持/補修/美装化工事
「首都高速道路」は建造されてから40年を超える道路が総沿長の4割以上を占めています。そんな首都高の継続的に必要となる改修/補修/美装化工事を担っています。
ガードレール・防音壁等の交換工事
路面の補修だけでなく、ガードレール/防音壁/エクステリアをはじめとする周辺設備の補修/交換工事も担っています。
事故/災害時の復旧工事
雪氷対策工事
毎日100万台もの車両が利用していれば、事故等によって構造物の工事が必要になることも日常茶飯事です。事故や災害によって損傷した箇所の補修工事や、積雪時の安全確保も担っています。
会社情報
現在、開通総延長が310kmを超え、1日に約100万台が利用する「首都高速道路」
私たちは、そんな「首都高速道路」の工事を請け負い、改修工事や美装化工事に取り組んでいる会社です。
「東京の大動脈」ともいえる首都高を支え、多くの人々の生活を守る責任と誇りを胸に、日々の施工に取り組んでいます。
実績紹介
1999年
事務所設立
約900件の
施工実績
3.4億の
売上高
代表インタビュー
株式会社平原建設工業の創業にまつわるエピソード、代表の平原の理念をインタビューいたしました。
◯記者
本日は平原建設工業の創業にあたってのお話から、平原さんの経営観までインタビューさせて頂きます。
◯記者
まず、建設業界で働きはじめた頃のお話をお聞かせください。
●平原
家の近くに首都高速道路の補修基地があって、そこで施工をしている太田工業という会社にアルバイトで入ったのが最初です。大学時代は野球部に入っていたので、そのオフシーズンにアルバイトをしていました。
◯記者
そこからどのように会社を立ち上げるに至ったのですか?
●平原
はい。まず私は25歳の時に大学を中退して、アルバイトとして働いていた太田工業に入社することにしたんです。
◯記者
中退されたんですか、思い切りましたね…!
●平原
4年間野球ばっかりやっていて随分単位も落としていたし、この際だから行っている太田工業にお世話になろうと思って(笑)元々どこかの大企業に就職しても、その中のルールに従って生きなければいけないと思ったし、組織の歯車になるのは嫌だったので、ゆくゆくは起業しようと思いながら太田工業に就職しました。
◯記者
起業をしたいと思ったきっかけは何だったんですか?
●平原
物心ついた時から、いつか自分で商いをやろうと思っていました。母親が酒屋の娘で、母の実家である酒屋の隣で生まれ育ち、小さな頃から店で遊んだり手伝いもしていて、生活の中に商売があったんです。一緒に配達に行ったり、学校から帰ってきたら空き瓶を片付けるのを手伝ったり…。そんな労働が身近にあったこともあり、いつか自分で商売をやるもんだと自然に思っていました。
◯記者
なるほど。そして太田工業から独立するのが1999年、39歳の頃ですね。
●平原
はい。太田工業が有限会社から株式会社に変わったタイミングで役員になり、その4年後39歳の時に独立しました。最初に仕事を任せて頂いていた会社様は、太田工業に在籍していた頃からのお付き合いで、本当にお世話になっています。そういったこともあり、基本的には首都高速道路の案件で事業展開をしてきました。
◯記者
創業してから19年の中で、業績が厳しい時期もあったというお話でしたが…
●平原
リーマンショックの直後は本当に苦しい時期でした。銀行からの融資の貸し渋りや、貸し剝がしがあった時代です。日本全体の景気が悪く、元請けからの発注の単価も下がり続けていきました。銀行から融資が受けられないので、個人の生命保険の掛け金からも借り入れをしました。それでも資金繰りが厳しくなって、最後に子供の学費のための貯金も崩して、「正直もうダメかも…」と思った時でした。平成26年になってから、元請けの単価が少しづつ上がってきて、なんとか経営を立て直せたんです。
◯記者
大変な時代ですね…。そんな中で経営を立て直せたのはなぜだと思いますか?
●平原
理由は社員の給料は下げなかったことだと思っています。その頃は自分の給料よりも、従業員の給料の方がはるかに高かったんです。全く給料を下げなかったら、従業員の中には不況なのに家を買う人もいたくらい(笑)その頃は自宅の住宅ローンが払えて、食事ができるギリギリのラインまで自分の給料は下げて、少しでも切り詰められると考えたものは全部切り詰めました。もしも社員の生活をないがしろにして信頼関係が崩れたら、会社が本当に終わる。逆に、社員さえいてくれれば会社はいつでも立て直せる。そう信じていました。
◯記者
そこに大切にしていたポリシーがあったんですね。
◯記者
そんな山も谷もご経験された中で、平原さんの企業理念に変化はあったんですか?
●平原
創業当初から…、いや太田工業で役員を任されている頃から経営理念は変わっていません。大事にし続けていることは3つのお客様を大切にすること。その3つというのは、道路の利用者様、首都高速道路の監理会社様、お客様とは違うかもしれませんが会社の従業員。この3つのお客様を何よりも大切にする。それが私の変わらない企業理念です。
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